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羊蹄山、ニセコ、北海道の山々を舞台にした自然を満喫していいます!

伊達紋別岳 登山ガイド

伊達紋別岳は雪の少ない山で、北海道の中でも早春から花が楽しめる山である。

標高715mの紋別岳は標高は低いが眺望の山でもある。

噴火湾に面し風や海霧の影響を受けた稜線にはミヤコザサが多く、稜線の向きが変わるたびにいろいろな山が見えて来る。  風景に飽きない山だ。

駐車場からオオタチツボスミレやケタチツボスミレ、シラネアオイなどを足元に愛でながら、カラマツ林、トドマツ植林、カシワ林の中を順調に標高を稼ぐと3合目のベンチが現れる。

羊蹄山、ニセコ連峰、有珠山が見える最高の休憩場所だ。

手の行き届いた登山道ベンチ脇には、ムラサキ(絶滅危惧種)の株があるので見ておきたい。


4合目以上はカシワに混じりダケカンバがだんだん増えてくる。

ケヤマハンノキ、カシワ、ダケカンバの林の下にエゾアオイスミレが見れた。

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通常の年ならばゴールデンウィーク前には咲いてしまう花だが、寒い寒い今シーズンは5月末だと言うのに開花個体が見られた。 

うれしい誤算だった。

7合目目での林間には、フイリミヤマスミレやミヤマエンレイソウ、エゾエンゴサク、ヒメイチゲが見られる。 

この山にはヒメイチゲがよく見られたが、エゾイチゲが見当たらなかった。 

これはどういった訳だろうか? 

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7合目には4等三角点があり、噴火湾の向こうには駒ヶ岳等の渡島半島、目の前には室蘭・鷲別岳の急な北斜面が見える。

7合目から先は、見晴らしの良い稜線歩きとなる。

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尾根沿いは、フイリミヤマスミレがたくさん見られ、コキンバイも見られた。

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期待のユキワリコザクラは寒すぎた春のためか二株ほど咲き始めが見られたのみ。

例年に比べ2~3週間は遅い春のようだ。

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前紋別岳(715m)から紋別岳山頂(714.6m)までも眺めのよい稜線。

山頂付近の登山道脇には、少し硬質感のあるアポイタチツボスミレが見られる。

何だか気品があって、大好きな花だ。

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シラネアオイの花も最後に励ましてくれる。

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頂上に出ると一気に視界が広がる。

まるで、舞台袖から舞台に立ったような感じだ。

目の前には洞爺湖、羊蹄山、二セコ連峰、有珠山が抜群のバランスで並んでいる。

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左に目を移すと、噴火湾の上に浮かぶ渡島半島。 狩場山系、遊楽部岳の山々、駒ヶ岳、恵山等が見える。

あ! 恵山の奥には青森県の下北半島が見えたのだった。

海を挟んで室蘭・鷲別岳、ホロホロ・徳舜瞥山、空沼岳、無意根山が見える360度の大パノラマ。

低山では有るが、素晴しい風景と可憐な花が見られとても満足できる山だと思う。




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  1. 2013/05/28(火) 22:05:31|
  2. 北海道の夏山ガイド
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