精進してます!コヨーテ・ブログ

羊蹄山、ニセコ、北海道の山々を舞台にした自然を満喫していいます!

ニセコ縦走ツアー

9月にニセコ縦走ツアーに行ってきました。

参加者は日本在住とオーストラリア在住のイギリス人2人です。


8月から打ち合わせを進め、朝日温泉からヒラフまでの計画を立てました。

しかし、台風の影響で朝日温泉の林道が通れなくなり、岩内温泉からのスタートになりました。

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スタートの岩内スキー場入り口

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ススキの生い茂る登山道から出発です。秋ですね。

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ツタウルシも紅葉始めてます。

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ヒロハツリバナの実。 オレンジ色の種がぶら下がって、面白いですね。

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岩内港と日本海

朝、ヒラフを出発した時は快晴だったのに、登り始めてしばらくすると雲が出てきました。

岩内岳では少し雨に当たり、立ち止まると寒い気温だったので、先を急ぎます。

そしてしばらく行くと、雲が切れ晴れ間が見えてきました。

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気持ちのいいパンケメクンナイ湿原を過ぎ、また登り道になります。

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エゾオヤマリンドウもきれいに咲いていました。


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目国内岳でブリティッシュランチの後、お昼寝。

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美しい紅葉も始まっていますね。

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ニセコ連山も美しく連なっています。


目国内岳を出発し、前目国内岳を経由して新見峠に下ります。

本来は新見温泉に泊まりたいところですが、現在営業していない為、峠でテント泊です。

夕食に特製チキンカレーを食べ、夕焼けを眺めます。
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初日は早めに就寝。
夜中、目が覚めると満天の星空でした。




翌日、ブリティッシュな朝食を堪能し、縦走ツアー再開です。

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木洩れ日にあたる苔

しばらくダケカンバの美しい森を歩き、白樺山に登ります。


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天気は快晴。気持ちいい秋晴れになりました。


白樺山を過ぎ、少しずつ気温が上がり始めました。目指すはシャクナゲ岳です。

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まだ紅葉までいかないものの、ナナカマドの実も赤く色づいています。


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シャクナゲ岳への分岐からは、道が急になり、岩がゴロゴロしてきつい登りです。

でも200mほどで頂上なので、一気に登ります。


そして登りきると、ご褒美のこの眺め。

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チセヌプリ、アンヌプリ、羊蹄山の見事な重なりと、尻別川流域の絶景です。

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自然と笑顔になれる景色です。

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そしてシャクナゲ岳山頂で、またもブリティッシュランチ。
パンにハムとチーズをはさんでいただきました。

この景色の中でランチは言うことなしですね。

しばらく山頂でゆっくり休憩した後、湯元温泉に向けて下山開始。

ジャングルの様にササが生い茂った、チセヌプリスキー場跡を下り、ニセコ湯本温泉郷に到着。


今回、参加者の一人は初めての温泉入浴ということで、かなり楽しみの様子。

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今日の温泉宿は月美の宿 紅葉音です。

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宿につくと、すぐに冷たい麦茶のサービス。
一日歩いてきて、のどが渇いているのでありがたいです。

そして部屋に入ったら早速、温泉へ。

硫黄泉の香りに疲れた体が癒され、ゆっくりと暮れていく一日でした。



夜は半個室の食事会場で。

岩内、寿都などでとれた海産物と、ニセコ蘭越などでとれた山菜や農作物をふんだんに使った料理に舌鼓を打ちました。

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食後はまた温泉へ。
外は真っ暗になり、夕暮れ時と違う雰囲気の温泉を楽しみます。



最終日はニセコ湯本温泉からチセヌプリ、イワオヌプリを縦走し五色温泉へ。

朝食前には、またまた温泉に入ります。

そして、豪華な朝食を食べ、出発です。


最終日は残念ながら風が強くなり、山頂からの展望があまりよくありませんでした。

それでもチセヌプリ、ニトヌプリはいいペースで歩き、ニトヌプリの下りで宿で用意してもらったお弁当を食べ、イワオヌプリに向かいます。



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森の中では地衣類のミニチュアな森が広がっていました。


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イワオヌプリへの分岐をすすみ、いよいよ本日最後の山へ。


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イワオヌプリ周辺では硫黄がたくさん見られます。

1840年頃にはすでに硫黄鉱山として開拓されていたようです。
古い歴史があるんですね。


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まるで別世界に来たような景色が広がります。
霧がかかるとホワイトアウトになるのですが、なんとか大丈夫でした。

山頂で暴風に耐えながら、写真を撮り、下山開始しました。


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五色温泉に下りる急な階段

五色温泉は昔の硫黄鉱山跡にできた温泉で、夏は登山者、冬はバックカントリースキーやで賑わいます。

今回のニセコ縦走ツアーはこの五色温泉で終わり。

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この後、3日間の疲れを温泉で癒しました。

お疲れさまでした。

ガイド・関
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  1. 2016/10/02(日) 11:06:12|
  2. 北海道の夏山ガイド
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定山渓天狗岳の高山植物保護林 結構すごいです!

P6110024定山渓天狗岳w

札幌近郊の温泉地として有名な定山渓。

その、ほど近くにある通称定山渓天狗岳。

その亜高山から上は高山植物保護林に指定されています。

P6110050シラネアオイw

林内で目立ったのはタチカメバソウの白い花、シラネアオイとニリンソウの群落が心地よい森に広がっていました。

P6110064サクラソウモドキw

見た通り、山頂周辺には岩峰が連なっています。

その崖下にはサクラソウモドキの花が所々咲いています。

モドキなんて失礼な名前が付いていますが、なんとも愛らしい花です。

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岩場には、エゾグンナイフウロやミヤマオダマキの紫色、エゾシモツケの白い花、そしてミヤマキンバイの黄色が咲き乱れています。

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急峻な山だけに所々にロープが固定されています。

それを乗り越えて山頂に至れば、ムイネ山がドーンと迎えてくれます。

その脇には羊蹄山が顔をのぞかせていました。

P6110081無意根山、羊蹄山w


  1. 2016/06/11(土) 18:41:47|
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紅葉の名山 ホロホロ山(1322m)

PA070170w.jpg

昨日は秋晴れの中、ガイド仲間のトレーニングでホロホロ山に行ってきました!

ホロホロ山の紅葉は、ナナカマド赤とカエデの仲間の黄色そしてアカエゾマツの濃緑のコントラストが効いた、見栄えのする風景となります。

PA070175ミネカエデw
〈ミネカエデのパステルイエローは日本離れした色彩〉

先日の強風で葉っぱが傷つき、紅葉がくすんでしまう地方が多い中、ホロホロ山周辺の沢沿いはあまり風当たりが強くないようで素晴らしい色付きを見せています。

PA070208w.jpg

ホロホロ山山頂から支笏湖方面をバックに記念撮影。

今回は、大雪山、日高山脈、夕張岳、羊蹄山、ニセコ連峰、函館駒ヶ岳までの北海道半分が360度見渡せました!

空気の澄んだ、秋の登山のだいご味です。

PA070217ツルアジサイw
〈ツルアジサイの透き通っていくような黄葉〉

PA070221三階の滝w

麓にある、『三階の滝の紅葉』は圧巻の一言。

PA070230紅葉w

また、来シーズンも行きたいと思う素晴らしい、紅葉の山旅となりました。
  1. 2015/10/08(木) 10:22:41|
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喜茂別岳(1176.8m) 中山峠~湿原~喜茂別岳~林道中岳線登山口 縦走コース

 喜茂別岳が有る無意根山塊は、観光客がたくさん集まるニセコ町、倶知安町を含む観光地、いわゆるニセコエリアと大都市圏札幌を南北に分断する山並みの一部だ。山並みは無意根山から中岳、並河岳、喜茂別岳と南に延びてゆき、札幌圏とニセコエリアや洞爺湖エリアを東西に結ぶ国道230号線と交錯する。そんな人間社会にまみれたエリアに囲まれた場所にある山だが、喜茂別岳の名前の由来は、喜茂別川、アイヌ語でキモペッ「山奥にある川の意味」もしくはキムウンぺッ「山に入る川の意味」である。
 
 そんな無意根山塊の喜茂別岳に行ってみた。今回は国道230号線の中山峠(標高830m)から入山し、緩やかな尾根伝いに喜茂別岳まで登りそこから、喜茂別町側の林道中岳線の登山口まで降りる縦走コースを歩いた。
 中山峠には商業施設の駐車場もあるが大型バスなども駐車する為、北海道開発局のトイレ付の立派な駐車場があるので、そこに停めるのが良いだろう。ニセコ側から来ると道路の左手にある。駐車場の周りにはいきなりハクサンチドリが咲いている。開発局の駐車場の上側からNNTの古い電波基地まで続く舗装された細い道を1時間程歩くことになる。ダケカンバとチシマザサの二次林が覆いかぶさる道なので案外涼しく、ハクサンチドリ、ヒメゴヨウイチゴ、エゾノヨツバムグラ、ノビネチドリ、マイズルソウ等の花もあり、極めて緩い傾斜の道は気持ち良く進むことが出来る。
 入山から40分ほども歩くとトドマツやエゾマツ等が現れ始める。小一時間で高圧線が頭上に現れるが、2本目の高圧線下の作業道に右折して入り、200m程歩くとそこには高層湿原が広がっている。ぜひ立ち寄って欲しい所だ。

P7110122エゾカンゾウw

アカエゾマツに囲まれた開けた湿原からは、アカエゾマツの間に無意根山が時折顔を出す。足元には、コツマトリソウ、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメ、ホソバノキソチドリが咲き始めており、ツルコケモモ、イワイチョウの花が咲いている。8月ともなればエゾオヤマリンドウ、タチギボウシの花も見られるはずだ。踏み跡にはエゾシカの蹄の跡が残っており、エゾゼンテイカの花の無い花茎がそこここに見られた。

P7110117ツルコケモモw
〈ツルコケモモの小さな花〉

 この開けた素晴らしい湿原をみんなで楽しむために、作業道から外れて湿原内部には立ち入らないようにしたい。湿原は脆弱な自然で、踏み付けに弱いからだ。
 

 湿原の寄り道を含めて1時間20分もすると森の中にNTTの古い施設が現れる。道は施設の左側に続いていく。ここからは歩きやすい山道となる。立派なダケカンバや時折アカエゾマツの混じるが、単調な道を山頂に向かって歩く。ノウゴウイチゴの花やサンカヨウの紫色の実に励まされつつ歩く。標高966mには地図上に湿原マークがあるが、登山道は湿原には立ち寄らない。山道の開削に感謝しつつ、あと数十メートルの湿原が見られないのはとても残念だ。ただし湿原に近くの登山道には、普段は湿原に咲くオオバタチツボスミレの紫色の花、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲの黄色の花が現れた。またベニバナイチヤクソウのかわいらしい花も気持ちを慰めてくれた。

P7110142オオバタチツボスミ
〈オオバタチツボスミレ〉

傾斜の緩い登山道で少しづつ標高を稼いで行くと、ダケカンバの樹高は低くなり、クロウスゴ、アカモノ、ヒメスゲ、ゴゼンタチバナなど亜高山の植物も現れ始め、またノゴマの声も聞こえ始め森林限界が近いことを教えてくれる。ダケカンバが無くなってくるとチシマザサの登山道となる。すぐにチシマザサの背丈も低くなってきて、背後には札幌近郊の山並みがめえはじめる。

P7110156アカモノw
〈アカモノがきれいに咲いていた〉

展望が一気に開け、羊蹄山が目に飛び込んでくる。周りを見渡すと360度の大パノラマが広がっている。喜茂別岳の山頂だ。無意根山、中岳の山が眼前に迫り、その右手には札幌近郊の山が見える。岩のギザギザした山頂がカッコ良い定山渓天狗岳、山の合間に札幌の街並み、札幌岳、狭薄山、空沼岳、恵庭岳、樽前山、白老岳、ホロホロ徳舜瞥、オロフレ山、尻別岳、羊蹄山、ニセコ連峰と丸見えだ! ここで大展望を眺めつつ、お昼休みが良いだろう。

P7110169羊蹄山w
〈左から尻別岳、羊蹄山、ニセコ連峰〉

P7110161ホロホロ徳駿w
〈白老三山、ホロホロ山、徳舜瞥山、オロフレ山〉

先客の男性3名と山談議で盛り上がりつつ、風景を十分満喫してから林道中岳線登山口に向けて下山を開始する。今度は羊蹄山、ニセコ連峰方面に向かって眺めの良い尾根上を歩く。高山らしい植物も目に付く。アスヒカズラ、コケモモ、ハイマツ、マルバシモツケ、イソツツジ。 おっ! オオタカネイバラも有る。花の終わったシラネアオイも多くあり、チシマフウロは花盛り、ハイオトギリソウは咲初め。

P7110178オオタカネバラw
〈オオタカネイバラ〉

花を見ながら15分も歩くと羊蹄山ビューポイントとなる。尾根上の道をだんだん標高を下げていくと見晴らし台に出る。ここから見える喜茂別岳はなかなかの迫力だ。小喜茂別岳も見える。

P7110192喜茂別岳w
〈喜茂別岳〉

見晴し台を過ぎると自然度の高いダケカンバの森に入っていく。さらにぐんぐん標高を下げていくと、裏の沢登山口との分岐にでる。分岐を右に曲がり林道中岳線を目指す。ダケカンバにキハダ、アカイタヤ、ハリギリ、コシアブラや胸高直径が85cm程のミズナラの大木も混じる素晴らしい森になってくるとゴールはすぐそこ。標高720m付近で林道中岳線登山口にで出る。
 今回のコースは登りの傾斜が非常にゆるく歩きやすい。また下りの道も悪くなく、初心者向きの山と言える。ゆっくりと歩いて登り3時間(湿原寄り道含む)、下り1時半。湿原の花、山の花、眺望も良いの山だった。湿原が花盛りとなる7月下旬、それから空気が澄んできて遠くまで見渡せる晩秋にも行ってみたい山だった。 
  1. 2015/07/12(日) 10:41:11|
  2. 北海道の夏山ガイド
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岩内岳から雷電山へ

 昨シーズンからお付き合いさせてもらっている、水戸からの女性のお客さんと雷電山に行ってきました。
とにかくこの方、北海道の地名にも詳しく日本全国の山にも大変詳しい。
さらに植物や自然、文化なども大好きなようで、いろいろな事を知っている。
そこで、お話を伺ってみると、本中の一等三角点を歩いているとのこと。
なんと千幾つもある日本の一等三角点の内、すでに九百以上も登っているとか!!
まだ行っていない一等三角点の一つ、雷電山に今日は行ってきました。

P6220076岩内岳山頂w
〈岩内岳山頂から目国内岳と雷電山を望む〉

 雷電山はニセコ連峰が日本海に没する手前、連峰の西の端に位置する標高1211.3mの山。
ニセコ連峰の東側はアンヌプリやイワオヌプリ、五色温泉と何かと人で賑わってっていますが、西側の山々は秘境というのにふさわしい場所。
雷電山の山頂へは、日本海側の朝日温泉側から登るコースと、岩内岳を経由していくつもピークを越えて雷電山に行くコースとがあります。 朝日温泉までの林道が昨年まで崩壊の為閉鎖されておりまだ正式に開通していない事、登山道の草刈りが行われていないとの事から、距離と時間は長くなるが岩内岳を経由していくコースを今回は選びました。

 登山口はニセコいわない国際スキー場の駐車場(標高210m)から入山します。
今はリフトは運行されておらず、冬場に雪上車を一部ゲレンデで運行しているスキー場です。
2合目まではスキー場のゲレンデ脇を登ることになる。 草地にはフランスギクが咲き乱れており、ヌルデの多い植生が回復途中の低木林を歩く。ヤマグワやベニバナイチヤクソウ、タニギキョウ、ウツボグサを眺め、センダイムシクイやアオバトの声を聴きながら歩くことが出来きた。
 2合目から6合目はダケカンバ、ナナカマドの二次林だが、足元にはギンラン、マイヅルソウ、オオアマドコロ、ノビネチドリ、オオタチツボスミレ、ミヤマハンショウヅル、ミヤマアキノキリンソウ、ツクバネソウなどを見ながら歩ける。 またオオバクロモジが所々生えており、時折葉を拝借して清涼感のある香りを楽しめる。
 6号目にはすでに木々に囲まれた、かつてのリフト降り場がある。休憩するならば、6号目から数分の所に『ふりむき坂』があり、そこのほうが眺めも良く解放感が合って気持ちが良いでしょう。 ふりむき坂から上部はシナノキ、トドマツ、ナナカマド、ダケカンバの山地から亜高山の木々が混じる天然の森になる。 オクエゾシシン、サンカヨウ、アクシバ、オオバスノキ、ミヤマガマズミ、コヨウラクツツジ、アカエゾマツなども出てくる。

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〈ミヤマガマズミ〉

 『松風の回廊』と看板の出ている尾根上の登山道にはトドマツが林立して、目線にはササがなく、ハイマツが出てくる雰囲気のある場所となる。 7号目からは、周りの木々も低くなるため見晴らしもだいぶ良くなってくる。
この辺りの登山道からは正面には岩内岳、右手にこれから行く雷電山の山波が望まれる。 面白い事に高山帯の植物ハイマツと北海道の平地に多いミズナラが混じっている所も見ることが出来きた。ゴゼンタチバナが目立ち始め、なぜかヒメタケシマランが非常に多登山道を詰めていく。
 8合目以上に来ると、登山道が尾根上の為ガレ場となる。景色を楽しみつつ、足元に注意して登る必要がある。
この辺りになると高山の植物も増え、コケモモ、ミヤマオダマキ、シラネニンジン等が見られ、山気分も盛り上がる。
岩内岳の山頂はガレ場となっている為、非常に見晴らしが良い。
岩内港の上には積丹半島の山々が望まれ、反対側にはニセコ連峰の連なりを見ることが出来る。
右に視線を転ずれば、これから歩く尾根筋とその先の雷電山が見えその先端は日本海へと没している。

P6220081ニセコ連峰と羊蹄山w
〈ニセコ連峰と後方羊蹄山〉

岩内岳山頂から雷電山へは、標高差100m程度のピークを3つ越えていく。
基本、チシマザサの尾根を気持ちよく歩くことになる。 しかし、登山道上には案外いろいろな花が見られ、特ににハクサンボウフウとベニバナイチゴの街道が続いている。 アップダウンの中土壌の水分によって、タチギボウシ、ヒオウギアヤメ、エゾゼンテイカ、シラネアオイ、ツマトリソウ、ツバメオモト、ハイオトギリ、アカモノなど植物の変化が見られる。 
途中に水場もある。

P6220103ツマトリソウw
〈ツマトリソウ〉

雷電山の手前ピーク1175m近くには通称五ツ沼があり、沼や高層湿原帯を歩くことが出来る。
そこにはイワイチョウ、ショウジョウバカマ、ミツバオウレン、ワタスゲ、ミズバショウが見られ、なんと標高1140mにオオバナノエンレイソウを見ることが出来た。 ちょっとビックリしました!

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〈オオバナノエンレイソウ〉

そして、クライマックスはこれから!
山頂直下のシラネアオイの群落を通り過ぎると、登山道は山頂南側の雪の吹き溜り斜面が見える所を進む。
そこには、シナノキンバイ、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマアズマギク、ハクサンチドリ、エゾカンゾウ、チングルマ等
多彩な花々が咲き競う、お花畑になっているのです!

P6220136花畑w

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〈チングルマ〉

お花畑に感動しながら歩いていると、あっと言う間に平らな山頂に到着。
無事にお望みの一等三角点に出合えたお客さんは、今日出会った自然と同じように三角点にも挨拶していました。

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〈一等三角点とともに〉

右手に目国内岳を望みながら、チシマザサの広い稜線を気持ちよく歩いているとアマツバメのつがいに出合い、名残惜しみながらの下山となりました。

ニセコ連峰の中で、最も野性味を色濃く残す雷電山周辺。 
まだまだいろいろな発見があるでしょう。
別の時期に行ってみたいものです。








  1. 2015/06/23(火) 09:09:58|
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